【事故防止のポイント】


運動を開始してからも自覚症状に注意し、無理をしない事が大切です。
また、器具や機械を使用する時には、適切な使用方法で運動を行うようにしましょう。


【ストレッチを入念に】


準備運動をせずに運動を始めてしまうと、捻挫や肉離れ、関節の痛みなどのトラブルや転倒などの事故を起こしやすくなり、とても危険です。

急に激しい運動はせず、これから行う運動のイメージトレーニングをしながらゆっくり時間をかけてウォーミングアップやストレッチを行いましょう。
運動前に筋肉の柔軟性を高め、身体を温めると、怪我の防止だけでなく、運動効果も上がります。


【水分補給と休息はこまめに】


高温環境下や日差しが強いときは、15分に1回程度は水分を口に含むなど、こまめな水分補給と休息時間を心がけましょう。

また、日頃から運動をしていて慣れている人でも、疲労や体調不良など身体の異変を感じた時には、無理に体を動かすことは避けましょう。


【安全管理はしっかりと】


運動中での衝突等による怪我や事故を防ぐために、動かせるものは運動する場所から移動させるか収納をしましょう。

動かすことができないものには、万が一衝突した場合に最小限の衝撃に抑えられるような緩衝材を取り付けたり、少し厚手の布をかぶせたり、地面や床面でのつまずきや滑りの原因となるものを排除するなど、安全に運動ができる環境づくりに努めましょう。


【道具・マシンの使用時は特に注意】


ボール、ラケット、ダンベル、筋トレマシンなどの道具を使用する運動では、周囲の安全を確認してから行うようにしましょう。

これらの道具は、スポーツ以外での用途で使用することは大変危険です。
トレーニングマシーンなどは、トレーナーなどの指導のもと適切な使用方法で行うことをおすすめします。

また、プレーをしている人にむやみに近寄ることも怪我を招く原因となるので注意しましょう。


【無理せず、楽しく安全に】


スポーツや運動はとても楽しいものですが、熱中しすぎたり、白熱してくると、動きが激しくなり事故につながりやすくなります。

無理な動きや危険なプレーは控え、安全にスポーツを楽しみましょう。