【弔電の打ち方】


通夜・葬儀に参列できないときに送る弔電は、自分自身の言葉でメッセージを送っても良いのですが、会社関係等、遺族とあまり近しい関係でない場合等、NTTで定められている文例を使うのも一つの手です。

宛名は喪主に。
尚、悲しみに暮れている遺族にくれぐれも失礼のないよう、オリジナルメッセージの場合は、目上の人に一度チェックしてもらうのを忘れないようにしてください。

もし遺族と親しければ、弔電ではなく、直接メールを送るという方法もあります。

また、電報の体裁で手書きのメッセージを香典と一緒に送ることができる、郵便局のサービス「マネーレタックス」も便利ですので利用してみましょう。


【不祝儀のマナー】


まずは不祝儀袋を用意します。
表書きは、仏式は「御霊前」「御香料」、神式は「御榊料」「玉串料」、キリスト教式は「お花料」とします。

袋も宗派によって変わるので、あらかじめ確認をしましょう。
「御霊前」は浄土真宗以外ならどんな宗派にも使えるので便利です。

「不祝儀袋を使わない」、「受付では目の前でお金を確認する」など、地域によって色んな蕫常識﨟があります。

負担を軽減させるために、香典の上限金額を決めるなどの運動をしている市町村(例・福岡県嘉麻市など)もあります。

事前に調べておきましょう。


【香典返し】


悲しいことはくり返し起きてほしくない、という意味合いから、香典返しをいただいた際のお礼は控えましょう。

ただ、送った方が、届いているかどうかを心配していることもあるので、「ご供養の品、頂戴いたしました。恐れ入ります」と電話などで知らせると良いです。

ハガキを出すのも良いですが、「ありがとうございました」という言葉は書かないように注意しましょう。