【効果】


ビタミンB群とは8種類のビタミンのことを言います。

・ビタミンB6
つわりや妊娠中毒症を緩和し、妊婦さんを助けてくれます。脂漏性皮膚炎やにきびなどの改善にも役立ちます


・パントテン酸
抗ストレスビタミンとして、ストレスにに対する抵抗力を高めてくれます。また、パントテン酸には科学化合物の解毒効果もあります。


・ビタミンB1
日本人が発見したことでも有名な栄養素です。疲労回復の効果があり、最近では、アルツハイマー病にも効果があるといわれています。


・ビオチン
アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症を改善してくれます。また、血糖値を下げる効果があり、糖尿病を緩和すると考えられています。


・ビタミンB2
ダイエット効果があることで有名で、余分な脂質が原因であるにきびの予防も役立ちます。また、肌や粘膜を健康に保つにも重要で、口内炎の予防に役立ちます。


・葉酸
胎児の健全な成長に欠かせない栄養素です。また、他のB群と協力することで、悪性貧血や免疫力の強化などの効果もあります。


・ビタミンB12
葉酸と特に関係が深いビタミンB12は、悪性貧血の予防や、胎児の健全な成長に、葉酸と共に働きます。


・ナイアシン
統合失調症の改善効果があるといわれています。身近な効果では、二日酔いの予防に効果を発揮します。

ビタミンB群はそれぞれありますが、1つずつ摂るのではなく、8種類を全部一緒に取ったほうが1つ1つのビタミンの効果を大きくすることができます。


【注意点】


過剰摂取しても、副作用が起こることはほとんどありません。
ただ、葉酸を一時的に過剰摂取すると、じんましんや発熱、かゆみ、アレルギー症状などの、副作用が起こる場合があります。
また、過剰摂取が長く続くと、神経症の患者さんは、症状が重くなることもあります。

さらに他のサプリメントとの併用では、副作用が起こることは、ほとんどないのですが、葉酸と抗てんかん薬を併用すると、薬の血中濃度を低下させ、薬の効果を弱める可能性があります。
葉酸の副作用が起きないとされる上限量は、1日あたり1000mg=1g(成人の男女)なので、用量はしっかり守りましょう。


【主な食材】


大豆、抹茶、納豆、うなぎ、ごま、卵、玄米、あずき、スキムミルク、小麦麦芽、チーズなど