ハマグリは色や形が栗に似ていることから「ハマグリ」と呼ばれるようになりました。

その対になっている貝がらをいったん外してしまうと、どのハマグリと合わせても、元の貝がらとしか合わないことから、 昔から「ニ夫にまみえず」といって、夫婦和合の象徴でした。
そのため、昔から婚礼の披露宴などではハマグリの潮汁が出され、それが今でも引き継がれているのです。

そんなハマグリをはじめ、貝類に多く含まれているのがタウリンです。

タウリンは、テレビで盛んにコマーシャルが流れているスタミナドリンクの主成分のひとつです。
疲労を回復し、コレステロールや中性脂肪を減らして血液の粘度を下げる効果があるので、動脈硬化の予防に役に立ちます。

さらに、肝臓の解毒作用を活発化するはたらきもあるので肝臓病にも有効なのです。

ハマグリの主なうまみ成分はグリシン、アラニン、グルタミン酸などのアミノ酸です。
その味つけは、塩分を少なくしたほうが美味しいので、血圧が気になって塩分を控えている人にはうれしい食べ物です。

さらにこれらのアミノ酸は、身体の疲労だけでなく、脳の疲労を癒してくれる効果があるということでも、最近注目されています。

また、ハマグリは煮汁にすると有効成分がよくしみ込むことから、お酒の前に飲むハマグリの潮汁は身体にいいともいわれています。
ただし、お酒の飲み過ぎると効果がなくなります。
ハマグリの潮汁を飲んだからと安心して、お酒を飲みすぎてしまわないように注意しましょう。