室内でできる有酸素運動の代表的なものにヨガやピラティスがあります。
「ヨガは腹式呼吸」、「ピラティスは胸式呼吸」といった呼吸方法や動きに違いがありますが、どちらも僅かなスペースが確保できれば実践できるので、自宅の室内でも十分行える有酸素運動の種類に入ると言えます。

ただし、素人知識で無茶なヨガをすると身体を痛めてしまうことになるので、本を買ったり、教室に通ったりしてしっかり勉強することをオススメします。


【ピラミッドのポーズ】


骨盤のゆがみを矯正します。

1:両足を大きく広げて立ちます。つま先は正面に向け、足が平行になるようにします。

2:両手を太ももに置き、息を吐きながら、背筋を伸ばしたまま上体を前に倒します。

3:完全に前に倒し、頭を床につけて手で足の甲を外側からつかんだところで、しばらく呼吸を続けます。

4:息を吸いながら、元の姿勢に戻ります。

【ポイント】


・腰にグッと力を入れて、背骨を気持ちよく伸ばしましょう。

・頭が床につかない人は、両手で床を支えていてもOK。


【三日月のポーズ】


背骨がしなやかになり、全身の脂肪がとれて、スリムになります。

1:両足をそろえて立ち、両手は胸の前で合掌(親指をクロスする)。

2:(息を吸いながら)ゆっくりと両手を上げ、耳をはさむようにして思いきり上に伸ばす。

3:(息を吐きながら)両肘をしっかり伸ばしたまま、上体を左へ倒す。

4:5呼吸(15〜30秒)ほど静止して、身体を中央に戻し、同様に右へも倒す。元に戻る。

【ポイント】


・倒した状態での15〜30秒キープが難しい場合は、無理をせず徐々に時間を長くしていくようにしましょう。

・両手はあくまでも耳に沿ってまっすぐに。
顔の前や後ろにならないように、上半身が前に被さることのないように注意しましょう。

・骨盤がねじれたり傾いたりしないように気を付けます。
おへそを中心に上半身を傾けるイメージです。