【効果】


・疲れ目や視力の低下を防ぐ
明るさや暗さを感じる網膜に多くあるのがレチノール(ビタミンA)を含んだ光受容体で、不足すると目のトラブルが生じます。


・肌あれを防ぐ
ビタミンAが皮膚粘膜形成を助けて角化を抑えてくれます。


・風邪を予防する
粘膜の形成や働きにビタミンAが大きく関わっている為に、ウイルスが体内へ侵入するのを食止めてくれます。


・ガンを予防する
ビタミンAが上皮細胞の免疫力を高めることでガン予防(特に胃ガン)つながります。またビタミンAそのものに発ガン抑制作用があることも判明しています。


・活性酸素を除去します
ビタミンA・C・Eは代表的な抗酸化ビタミンで、心筋梗塞、脳卒中、ガン、などの病気を誘発するとされる活性酸素を除去します。


【注意点】


ビタミンAを過剰摂取すると、吐き気、頭痛、発疹、下痢、疲労感、睡眠障害などの副作用があります。
このような症状が起こったときは、すぐに摂取量を減らしたり、摂取をやめましょう。

さらに妊娠中にレチノールを多く摂りすぎると、赤ちゃんに悪影響がでて、奇形で生まれるケースが多いようです。

ただ、緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、このような副作用はほとんどありません。
妊娠中は、動物性食品を減らして、野菜中心の食事にするのがよいでしょう。


【主な食材】


にんじん、にら、小松菜、ほうれん草、パセリ、ひじき、マンゴー、あんず、プル−ン、バナナ、びわ、メロン、柿、うねぎなど