健康の基本は朝食・昼食・夕食の規則正しい食生活。
その中で夜食は、三食をきちんと食べたうえで空腹を補い、気分転換に摂るもの。
カロリーは低めに、できれば200kcalほどに抑えたいところです。
夜食として好まれるラーメンは1杯500kcalと高カロリー。食べるなら半分量にしましょう。
脂肪分の多いものは消化時間が長く胃に負担をかけるので、夜食にはあまり向いていません。
できるだけ消化吸収の速いたんぱく質や炭水化物を摂るようにしましょう。焼おにぎりやお茶漬け、磯辺餅などがおすすめです。
また、お菓子など砂糖を多く含むものが体内に吸収されると血中のブドウ糖濃度、血糖値が高くなってしまいます。
そして血糖値があるレベルを超えると、インシュリンが分泌され、ブドウ糖を脂肪に変えようと働いたり、血中の脂肪を脂肪細胞に取り込んでしまうのです。
さらにインシュリンが働きすぎると、今度は低血糖になって再び空腹を感じ、その結果だらだらと食べてしまいがちになります。
この悪循環を断ち切るためにも、甘いお菓子類を夜食にするのはやめましょう。
夜食をとる時の注意点として、食べた後すぐ寝るという事をしてしまうと胃はまだ働いているので体の疲れがとれないまま次の日を迎えることになります。
夜食を食べるときは、少なくとも就寝2時間前までにするようにしましょう。